暖かい季節になると、外で日向ぼっことかしたくなりますよね? ただ、やっかいな虫たちも活動を開始するようになります…
そのため、「刺されないかな?」「不快ではないかな…」と不安もあると思います。
なので今回は、こんな疑問にお答えします。
この記事でわかること
- 犬の虫除け対策について安全な方法や注意点
- 蚊取り線香って害はないのか
- 犬の虫除け対策オススメ3選
などをお伝えしています。
『虫を気にせず外を楽しみたい!』という飼い主さんは、ぜひ読んでみてくださいね。
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結論からお伝えすると、犬も虫除け対策をしたほうがいいです。刺されてかゆみや痛みが生じるだけでなく、フィラリアなどの寄生虫に感染してしまう可能性もあるから
昨今では、飲み薬・塗布薬によるフィラリア対策により、感染する犬も減少傾向にありますが、それでも地域によっては、咳や息苦しさなどの症状が出る犬もしばしば見受けられます。
また、虫刺されによるかゆみ、アレルギー反応が生じる可能性もあり、飼い主さんのみならず、愛犬も積極的な虫除け対策をする必要があります。
一般的には、蚊取り線香は、人に対しては無害な成分で作られています。
有効成分としては、ピレスロイド系などの虫のみに効く成分が使用されています。※ピレスロイド系薬剤:除虫菊(シロバナムシヨケギク、アカバナムヨシケギク)の花から取り出された成分である『ピレトリン』を化学合成したもの。
そのため、正しく使用する分には、からだに大きな影響が出ることはないと考えられています。
このように、からだにとっては極めて無害である蚊取り線香ですが、使用する際には5つの注意点があります。
注意する5つのポイント
- ①火事に気をつける
- ②誤食に気をつける
- ③なるべく犬(ペット)専用の蚊取り線香を選ぶ
- ④換気をする
- ⑤からだに合わない場合がある
それでは、一つ一つ見ていきましょう。
当然のことではありますが、蚊取り線香は、火を使用して虫除け効果が得られるものです。
そのため、火事には十分に気をつける必要があります。からなず、人が見ていられるときのみ使用しましょう。
また、カーテンや日よけシェードなどに燃え移る事故もあります。ベランダなどに置く際には、距離を保つ、風向きに注意するなどして、気をつけましょうね。
犬は興味があるものを、においをかいだり、食べて確認をする動物です。
それゆえ、蚊取り線香も誤食に気をつけなければいけません。
「うちの子は、変なものは食べないから大丈夫!」という場合でも、ある日突然誤食をする子になってしまうこともありますよ!
からなず、愛犬の手の届かない場所で使用をするようにしましょう。蚊取り線香ケースもあわせて使用すると安心です。
蚊取り線香には、ペット専用の商品が販売されています。
万が一誤食をしてしまった際に備えて、防腐剤が入っていないタイプや、長時間使用できるものなどがあります。
もちろん、いわゆる蚊取り線香を使用することも可能ですが、できれば、愛犬にも安心して使用できる商品を選ぶといいですね。
閉め切った室内にて蚊取り線香を使用すると、ワンちゃんのみならず飼い主さんも体に異常をきたします。
具体的には、呼吸がしづらい、目が痛くなる…といったことがあります。
とくに、クーラーをつけて、閉めっぱなしで使用することは、空気の循環がたたれて、危険性があります。
時間を決めて、定期的に換気をして対策しましょう。
動物用の蚊取り線香を使用した場合でも体に合わずに、
- 咳
- くしゃみ
- 嘔吐
- かゆみ
…といったからだの不調を示すことがあります。
蚊取り線香を使用してから、いつもは見られない症状が現れた場合には、ただちに使用を中止し、動物病院に確認をするようにしましょう。
愛犬の虫除け対策は、以下の3つの方法がおすすめです。
犬の虫除け対策オススメ3選
- 虫除け首輪をする
- 服を着る
- ハーブやアロマオイルを使用する
また、これらは、動物病院で処方されるフィラリア・マダニ・ノミの予防薬とあわせて使用することで、より効果が得られます。
ぜひ、愛犬にあった虫除け方法を見つけてみてくださいね。
首輪に虫除け成分が含まれており、常にしていることで虫除けが可能となります。
もちろん、ワンちゃんに安全な成分で作られているため、安心して使用ができます。蚊のみならず、ノミの駆除をできる虫除け首輪もあります。
ただし、効果は少し弱いこともあるため、他の方法とあわせて使用するといいかもしれませんね。
服を着ることで、物理的に虫除けができます。
人も、洋服を着ている部分はあまり虫に刺されませんが、手や足首など露出した部分はさされてしまいますよね…
その為、ワンちゃんにも服を着せて対策することがオススメです。
からだに熱がこもってしまう可能性もあるため、使用する服は通気性がよいものを選ぶようにしましょうね!また、清潔を維持するためにも、一度使用した服は、洗濯・乾燥をするようにしましょう。
虫除け効果のあるハーブを使用することも方法のひとつとなります。
虫除け効果があり、愛犬にも安心して使用ができるものには、
- ゼラニウム
- レモングラス
- ミント
などがあります。
化学薬品を含まないオーガニック製品なら、より安心して使用ができますね。
スプレータイプなら、出先でも簡単に虫除けができるため、1本持っておくと安心です。
ただ、ハーブ特有のにおいを好まないワンちゃんもいるため、嫌がっている、くしゃみや鼻水が出るなどの場合には、使用を中止しましょう。
虫除けの使用方法と注意点を紹介していきまました。
犬の虫除け対策3選
- 虫除け首輪をする
- 服を着る
- ハーブやアロマオイルを使用する
などがおすすめです。
これらは、動物病院で処方されるフィラリア・マダニ・ノミ予防薬と合わせて使用することで、より効果を発揮します。
また、蚊取り線香を使用する場合には、動物専用の商品を使用することで、愛犬のからだにも優しく虫除けができます。
上手に虫除けをして、愛犬と楽しい夏を送るようにしましょう!
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