ちょっと遠くへのお出かけや旅行は、準備の段階からとてもワクワクですよね!
ただ、愛犬にお留守番をしてもらうことには、少し不安もあります…
この記事では、愛犬に留守番をしてもらう際に、
- 準備するもの
- お留守番のコツ
- 預け先
をお伝えしています。
愛犬に上手にお留守番をしてもらい、旅行を楽しみたい!という飼い主さんは、ぜひ読んでみてくださいね。
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『犬を飼うと旅行に行けない』というのはよく聞きますよね?
大切な愛犬を、
「一匹でお留守番をさせてまで旅行をするのはかわいそう…」
「どこかに預けて行くのは不安だなぁ…」
ということで、旅行を躊躇してしまう方は多くいます。
旅行に一緒に出かけるということもできますが、旅先や宿泊先が限られてしまうという理由から、犬を飼うと旅行が遠のくのは事実です。
コテージ系(一軒家)の1組限定宿なら、周囲を気にせずストレスなく自由に遊ばせられるので、そういう宿を探すのもありです!
特に、子犬やシニア犬を飼っている場合には、ちょっとしたお出かけですら難しい場合が多く、旅行をしたい!という思いばかりが募ってしまいます。
そもそも、愛犬をお留守番させても大丈夫なのか?ということですが、答えは大丈夫です。
犬はそもそも、集団で生活をする動物なので、一人になることには不安を感じます。
それゆえ「お留守番が大好き!」という子はあまりいないと思いますが、しっかりしつけてあげ、長時間でなければお留守番をしてくれます。
ただし、ワンちゃんの中には、飼い主さんと離れることで極度にストレス状態となる『分離不安症』の子もいます。
その場合には、動物病院での投薬やドッグトレーナーとの訓練を通して、改善させてからお留守番をしてもらうようにすると安心ですね。
日帰りであるならば、しっかり準備をしていくことで問題なく過ごせると思われます。
仕事の際にも、6~12時間程度のお留守番をする状況はよくありますからね。
ただ、宿泊となると、十分な準備をした場合でも日数は限られてきます。
というのも、不在時には、多少なりともストレスがかかってしまうこと、また万が一の災害や事故が生じた際に、状況を知る手立てがないことがあります。
そのため、ペットカメラなどを常置し、なるべく遅く出発・早く帰宅をすることで、1泊2日(24時間程度)のお出かけが限度だと思われます。
季節を選ぶことも重要で、真夏や真冬はエアコンが作動しなくなることも考えられるため、なるべく春や秋など過ごしやすい季節にすることがよいでしょう。
当然、すぐには無理です。
ペットにお留守番をしてもらう際には、徐々に慣らしていくことが重要です。
はじめてのお留守番が丸一日ということでは、少々不安があります。
まずは、2-3時間程度の短時間のお留守番から慣らしていきましょう。
特にいたずらや粗相などがなく、不安そうな様子が見られなければ、次は5-6時間、7-8時間…と時間をのばしていき様子をみてみましょう。
粗相がないように、綺麗に掃除して「戸棚」は鍵がかかるようにしておきましょう!うちは、ミカンの箱が置きっぱなしで8個くらい丸々なくなっていました…
留守番が上手にできた場合には、しっかりほめて、たくさんなでてあげましょう!
犬を留守番させる際には、下記のモノをしっかり用意しておきましょう。
絶対必要なものとあったらいいモノを両方紹介いたします。
お水は複数個所に配置し、
自動給水器やウォーターファウンテンがあると、常に新鮮な水が飲めるためにおすすめです。
食事は最悪数日なくても生きられますが、お水は無理なので絶対になくならないように注意しましょう。
食事に関しては、12時間程度の留守ならば、外出時と帰宅時にあげることで対応が可能だと思います。
それ以上の時間になる場合には、自動給餌器を用いるといいですね。
最近では、飼い主さんの声が録音できるタイプの自動給餌器もあるので、安心して食事ができると思われます。
トイレも清潔なものが複数個あるといいですね。
汚れてしまうと排せつを我慢してしまう子もおり、体調不良につながることもあります。
トイレシーツのみの場合でも、いろいろな場所に配置してあげましょう!
外だけではなく、家の中のトイレシーツでもトイレができるように訓練もしておきましょうね!
安心してお留守番をしてもらうために、意外と大切なものがお気に入りのペットベッドやおもちゃを用意することです。
自分のにおいがついたものがあると、不安が軽減する傾向にあります。
ひとり遊びができるようなおもちゃも用意すると、退屈しのぎになります。
家の中で放し飼いにして飼っている方が多いとは思いますが、飼い主さんが不在時にいたずらや粗相など悪さをしてしまう子については、誤食や事故が生じる可能性もあります。
そのため、お留守番用のサークルが必要となります。
ある程度広い空間を用意してあげることで、ストレスなく過ごすことが可能となるでしょう。
ペットベッドやトイレが入り、運動できるスペースも用意してあげるといいですね。
愛犬の万が一に備え、飼い主さんが出先からでも確認できるペットカメラもおすすめです。
遠く離れた場所からでも、愛犬の様子を見ることができるため、異変にすぐに気がつくことができます。
おやつが出るタイプのものなら、愛犬も退屈せずに過ごせます!
愛犬を留守番させる際には、いくつかの注意点があります。
以下で分けてお伝えしますね。
子犬の場合には、食事の間隔が短いことや何をするかが読めないところがあるため、お留守番の時間はなるべく短くしましょう。
食事がうまくとれないことで脱水や低血糖となってしまうこともあり、注意が必要です。
特に3-4カ月齢までの子犬の場合には、一日3-4回の食事が必要となるため、長時間家をあけることは控えましょうね。
シニア犬の場合には、うまく動けない状況や寝返りをさせる必要がある場合も生じえます。
自分の思い通りに動くことができないとストレスに感じてしまうだけでなく、不慮の事故を引き起こすことも…
その子の状態によって変わりますので、一概に何時間とは言えませんが、なるべく短いお留守番にするようにしましょうね。
お水は1か所だけではなくいろいろな場所に配置して出かけるようにしましょう。
というのも、こぼしたり、蒸発したりで、水が足りなくなってしまうことはよくあるからです。
また、飼い主さんが仕事などで帰れないときもあるかもしれません。
万が一お水が飲めない状況が続くと、脱水症状を引き起こす可能性もあります。
犬を留守番させる際、帰宅時刻が夕方や夜になる場合には、電気をつけていったほうがいいでしょう。
犬は暗闇を恐れる傾向にあり、暗くなることで不安が増強してしまうからです。
タイマーで管理できる電気の場合には、暗くなる時間帯に点灯するよう設定しましょう。
日々の生活でもそうですが、危険なものを片づけることは、事故や誤食を防ぐためにもとても大切です。
また、ゴムやティッシュといった机の上においておくようなものも、留守番時のストレスから食べてしまうということがあります。
ごみ箱の中や引き出しを開けて食べてしまう子もいるため、いつも以上に気をつけるようにしましょう。
危険性のあるものは、愛犬の手の届かない場所や部屋に移動させておくと安心ですね。
もっとも安心なのは、鍵を掛けられるようにしておくことです!
お家での留守番が難しい場合や、長期間となるときには、家に置いていくのには不安がありますよね。
そのため、愛犬をどこかに預けることも方法のひとつとなります。
預け先については、動物病院やペットサロンなどのペットホテルがよく利用されます。
また、親戚や知人などに預ける方もいらっしゃいますね。
預ける際には、愛犬のお気に入りのペットベッドやタオル、おもちゃなども持参することで、より安心して過ごせると思います。
自宅でのお世話が可能であるペットシッターはここ最近で多く利用され、愛犬もストレスが軽減される傾向にあります。
以下でそれぞれの預け先について、メリットやデメリットをお伝えしますね。
動物病院やペットサロンなどのペットホテルは、たくさんの人が出入りするため、愛犬の様子を必ず誰かが見ていてくれることがメリットとなります。
また、動物病院のペットホテルなら、万が一体調不良になってしまっても、すぐに治療をしてもらえる安心感がありますね。
持病がある子や子犬・シニア犬の場合には、特に安心かもしれません。
施設にもよりますが、食事やお散歩などは、決められた回数(おおよそ朝晩の2回)行うようになります。
ただ、いろんな動物のにおいや音がすることで、不安に感じてしまうワンちゃんもいます。
安全に管理するために、ほとんどの時間ケージの中で過ごすということもデメリットかもしれませんね。
また、営業時間内に預ける・引き取る必要があり、旅行などで忙しい際には、多少手間になります。
料金は1日当たりで設定しているところが多く、多頭飼いの場合には、料金がかさむ傾向にあります。
- 誰かが見ていてくれる
- すぐに治療をしてもらえる安心感
- いろんな動物のにおいや音がするので落ち着かない
- ほとんどの時間ケージの中で過ごす
- 業時間内に預ける・引き取る
- 多頭飼いの場合には、料金がかさむ
親戚や知人ならば、時間を気にせずに、そして費用もかからず預けることができますね。
見知った間柄である故、いろいろなことを頼めることもメリットとなります。
ただ、近い関係がゆえ、逆に気を使ってしまうこともあるかもしれません。
また、動物の専門家ではないため、万が一のトラブルに的確に対応できない可能性もあります。
そのため、食事のあげ方や散歩の時間など、伝えることは書面でしっかり準備しておくといいですね。
長期のお出かけなら、いつもと変わらない自宅という環境で過ごせるペットシッターがおすすめです。
ワンちゃんにとっては、飼い主さんがいない状況は、不安でストレスがかかってしまいます。
ペットホテルの場合には、それに加えて環境もいつもと変わるため、より過ごしにくい状況となることが多いです。
ペットシッターサービスを利用すれば、いつもと同じ自宅という環境で過ごすことができるため、想像以上にワンちゃんは安心感を覚えます。
また、食事のあげ方や散歩のタイミングなど、オリジナルのケアができることがペットシッターのメリットとなります。
いつもと同じ散歩ルートで運動ができることも、飼い主さん・ワンちゃんともに安心できますね。
ペットシッター会社によっては、お世話の状況をLINEなどでお伝えしてくれるところもあります。
料金に関しては、多頭飼いに優しい設定となっているサービスが多いです。
ただし、合鍵を渡さないといけないことがペットシッターサービスのデメリットとなります。
留守の間に、お世話のためとはいえ、知らない人が自宅に入ることに抵抗を持つ方も多いと思います。
事前に顔合わせとお話をし、しっかり信頼関係を作っておくようにしましょう。
旅行中に愛犬にしっかりお留守番をしてもらうためには、短時間からお留守番に慣らすようにしておきましょう。
また、ペットが安全に過ごせるように、水や食事、場合によってはサークルを準備しておきましょう。
お気に入りのペットベッドやおもちゃがあるとより安心して過ごせると思います。
愛犬にしっかりお留守番をしてもらい、お出かけを楽しみましょう!