ブッチとドライフードを混ぜておいしさと栄養が手軽に摂れる?!【適量の計算方法も徹底解説】

「愛犬のドッグフードは何が良いかな…?」

「毎日のことだから、からだに良いドッグフードをあげたいな!」

そんな飼い主さんは多くいらっしゃると思います。

この記事では、愛犬のドッグフードについて、選び方や食べないときの対処法、おすすめ商品などをお伝えしています。

ドライフードとウェットフードを混ぜてあげる食事スタイルである『ミックスフィーディング』についても解説しております。

こーくん
こーくん

『愛犬と一緒にいつまでも健康的に過ごしたい!』という飼い主さんは、ぜひ読んでみてくださいね。

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ドッグフードの選び方

市場には、たくさんの種類のドッグフードがあるため、『どれを選ぶといいのか?』悩んでしまいますよね。

ドッグフードの選び方にはいくつかのポイントがあり、それに沿って選んであげることで、愛犬にあったものが選択できます。

ドッグフードを選ぶ際の5つのポイントとしては、

  1. 総合栄養食である
  2. 無添加、もしくは添加物が少ない食事である
  3. 良質なタンパク質を用いている
  4. 大手企業が製造販売している
  5. ヒューマングレードである

があり、これらを押さえてあげることで、愛犬が健康的に過ごせる可能性が高まります。

詳しくは、以下の記事をご参照くださいね。

もうドッグフード選びで迷わない!~6つのポイント簡単解説~

愛犬がドッグフードを食べない?食事を残すときの対処法

愛犬がドッグフードを食べないときには、からだにトラブルを抱えている場合と、わがままで飽きてしまっている場合が考えられます。

トラブルの多くは、一過性の胃腸炎であることが多いですが、ストレスを抱えていたり、肝臓や腎臓などの臓器が悪いこと…などさまざまな理由があります。

また、病気ではないけれども、高齢で食が細くなっているときも多いです。

一方で、小型犬がドッグフードを残すときには、わがままであることがよくあります。

この場合には、おやつや好きなものはパクパク食べることが多く、飼い主さんを困らせることもしばしばあります。

愛犬がドッグフードを食べないときには、

  • 食事のアレンジをする
  • あげ方を工夫してみる
  • 温めてあげる
  • ふりかけやトッピングを用いる
  • 食事自体を変更してみる

といった方法があり、これらを組み合わせることで、食べてくれる可能性が高まります。

詳しくは、以下の記事をご参照くださいね。

「食いつきゼロ」から脱出!今すぐ実践できるドッグフードを食べない時の5つの対処法

ただし、病気で食欲が低下している場合もあり、対策をしても食欲がわかない場合には、動物病院を受診するようにしましょうね。

ドライフードとウェットフードを混ぜて与える『ミックスフィーディング』

ドライフードとウェットフードを混ぜてあげる食事スタイルである『ミックスフィーディング』は、愛犬の健康を維持するためにもおすすめです。

一般的には、メインとなる食事はドライフードであることが多いと思います。

保存がきくことや比較的安価であること、カロリー計算がしやすく、また歯垢や歯石が付きづらいというメリットがあるからです。

ただ、ドライフードのみを与えている場合には、水分量が確保しづらいというデメリットがあります。

一方で、ウェットフードは水分含量が60~80%程度と非常に高いために、食事から水分摂取ができること、また、嗜好性が高いために、愛犬の食いつきがよいことなどがメリットとなります。

デメリットとしては、歯垢や歯石がつきやすいこと、またウェットフードのみでカロリーを維持しようとすると、たくさんの量を食べないといけないということがあります。

そのため、ドライフードとウェットフードを混ぜてあげることで、双方のメリットを最大化できる方法が『ミックスフィーディング』となります。

  1. 水分を多くとることが健康のカギ!
  2. 水分豊富でより生肉に近い素材のオススメウェットフード!
  3. 1日の量と与える回数!
こーくん
こーくん

混ぜたら食べなくなった!って子もいます。結局はワンちゃんの好みなので嫌そうなら別の方法を試すべし!

両方を混ぜてあげることで、食事にメリハリが生じ、ごはんタイムがより一層楽しい時間になるでしょう。

水分を多くとることが健康のカギ!

ワンちゃんのからだは、年齢にもよりますが、成分の半量以上が水分となっています。

そのため、飲水量を確保・維持することがとても重要です。

「愛犬には水をたっぷり飲んでほしい!」

と思っても、なかなか進んで飲んではくれないですよね…

スポイトなどで無理やり飲ませる飼い主さんもときどきいらっしゃいますが、ストレスになるだけでなく、誤飲してしまう可能性もあります。

そんなとき、もっとも簡単に水分摂取ができる方法が、ウェットフードを食べてもらうことです。

食事と一緒に水分摂取ができるウェットフードに一部変更するだけで、確実に水分が摂れるだけでなく、自分とワンちゃんのストレスも共に軽減できます。

他にも、愛犬に水を飲んでもらうためには、

器を変える

  • ステンレス製→陶器製、
    プラスチック製→陶器製
    …など

混ぜる・加える

  • 魚や肉のゆで汁を加える
  • ちゅ~るを混ぜる

あげかたの工夫

  • ぬるま湯にする
  • 流れる水をあげる
  • ウォーターファウンテン
  • 色々な場所に水を配置する
  • 外であげてみる

といった方法があります。

愛犬によって飲み方の好みは変わりますので、いろいろと試してみてくださいね。

水分多めのウェットフードならブッチ・ドッグフード

ブッチ・ドッグフードは、理想的な栄養バランスを持ったプレミアムドッグフードと言われています。

こーくん
こーくん

うちの、ラブちゃん・ポメちゃんにも食事のメリハリの為に時折混ぜてにあげています!

ブッチ・ドッグフードは、

  • 水分含有量最大約75%
  • 人工添加物不使用
  • 全犬種・全ライフステージ対応
  • グルテンフリー
  • より生肉に近い素材
  • 低温短時間調理・パッケージング
  • 環境規制が厳しいニュージーランド産
  • ヒューマングレードの原材料
  • 適量含まれる必須脂肪酸

などといった多くの特徴がある食事です。

まずは、水分量が豊富であるため、水分を大めに摂取したい愛犬にはおすすめのドッグフードと言えます。

また、生肉に近い素材であり、動物性タンパク質が最大で92%と非常に多く含まれているため、栄養がスムーズに吸収できることもうれしいポイントとなっています。

高タンパクで低脂肪にこだわって開発されたことも、愛犬家に好まれる理由となっていますね。

肉肉しい印象になりそうですが、実は野菜類や玄米をバランスよくブレンドしさらに、肉や野菜だけでは補いにくい栄養素を補完するために、オメガ3脂肪酸や海藻のケルプも配合しているので「総合栄養食」と言えます。

独自の加工・製品化(100℃未満の低温で15分以内に加熱後、すぐにパッケージング)によって、ドライフードにはない風味の良さ残し、素材の持つ自然な栄養が損なわれないことが、愛犬の食いつきをよくしていると言えそうです。

また、柔らかい食感ゆえ、歯にトラブルを抱えるシニアの犬でも簡単に食べられることが高評価となっています。

こーくん
こーくん

最後に、何より原材料へのこだわりがすごい!

ニュージーランドは、検査が厳しいと言われており、その厳格な検査に合格したヒューマングレードの肉類のみが使用されております。

原材料は、毎日生産者から加工・製品工場に冷蔵状態で納品され、数時間のうちに製品化されています。

さらにビックリすることに、これらの原材料は、誕生から出荷までの肥育地や生産水域、納品・出荷日時などの情報が追跡可能(トレーサビリティ)であり使用された原材料が厳重に管理されています。

無添加フード!

糖類、小麦、グルテン、イースト、合成色素および人工調味料・合成香料、エトキシキン、プロピレングリコールなどの成分は一切含んでいません

ブッチを詳しく知りたい、また購入者のレビューも見たい方は、下記の記事をご参照ください!

ブッチ (Butch) 無添加ドッグフードの特徴と購入者レビュー

ブッチが気になる方にはまず
お得なトライアル3本セット3,000円から!

ドッグフードの量と与える回数

「愛犬にあげるドッグフードの量は、どれくらいがよいのですか?」

「多くあげているつもりはないのですが、太ってきます…」

など、愛犬にあげるドッグフードの量がよく分からない…という飼い主さんは多くいらっしゃいます。

一般的に、ドッグフードの量は、グラム当たりのカロリー量に関係しますので、ドッグフードごとに異なります。

それゆえ、フードのパッケージに記載の量をあげることで、適正体重を維持できるようになっています。

そもそも、犬の適正体重は、BCS(Body Condition Score:ボディコンディションスコア)という指標でみるようになります。

BCSは、

  • (横から見た時の) 肋骨部分の脂肪のつき具合
  • (上から見た時の) 腰のくびれ具合

で5段階に分けて判断するようになります。

参考出典:環境省 – (http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/
petfood_guide_1808/pdf/6.pdf)

BCS3が標準であり、肋骨を触って骨が触れられず、上から見たときに腰にくびれがない場合がBCS4または5、肋骨部に骨が容易に触れられ、腰のくびれが顕著である場合には、BCS1または2と評価します。

愛犬のBCSが分からない場合には、一度獣医師に確認をしてみるようにしましょう。

ドッグフードの量と与える回数は、下記にも関係します。
  1. グラム当たりのカロリー量
  2. 年齢
  3. 体重
  4. 避妊や去勢の有無
    …等

1日に必要なカロリー量の計算

犬が1日に必要なカロリー(1日あたりのエネルギー要求量;DER)については以下のような計算式があります。

計算式
  • 1日あたりのエネルギー要求量(DER)=安静時のエネルギー要求量(RER)×活動係数
    ※RER(単位:kcal)=体重(kg)の0.75乗 x 70 又は、簡便法=体重(kg)×30+70
こーくん
こーくん

目がしばしばしますね…要は、ジッとしている時に必要なカロリーに現状のワンちゃんの活発具合を掛けたもの!

安静時のエネルギー要求量とは、犬が何もせずにじっとしているだけで消費するエネルギー量のことをいいます。

このRERに、『活動係数』という年齢や避妊去勢の有無などを考慮した係数をかけることで、1日あたりのエネルギー要求量(DER)を計算することができます。

主な活動係数は以下の通りとなっています。

年齢 活動係数
生後4か月未満4.0
4か月齢~成犬2.0
成犬期 去勢・避妊済み1.6
成犬期 未去勢・未避妊1.8
シニア犬期(7歳~)去勢・避妊済み1.4
シニア犬期(7歳~)未去勢・未避妊1.4
肥満傾向1.4
減量中1.0
妊娠中(前半42日間)1.8
妊娠中(後半21日間)3.0
授乳中4.0~8.0(または自由採食)
見出しをクリックすると並び替えができます

これで、愛犬の1日あたりの必要カロリー量の計算をすることができます。

必要カロリーが分かれば、ドックフードの100gあたりのカロリー量と計算して、必要なドックフード量が分かります。

算出されたドッグフード量を、離乳から生後4か月齢くらいまでは1日4~6回に分けて、それ以降は1日2~3回に分けて与えるといいでしょう。

ちょこちょこと食べる子や、一気に食べてしまう子…など食事スタイルはその子によって変わりますので、愛犬の様子で判断するようにしましょうね。

ブッチ・ドッグフードをミックスフィーディングする場合の具体例

ブッチ・ドッグフードのホームページには、給与量の計算フォームがありますが、

「計算が面倒だな…」

「ブッチ・ドッグフードをたくさんあげたいけどどのくらいだろう…」

という場合には、是非下記の計算を参考にしてくださいね!

ブッチ・ドッグフードをドライフードとミックスフィーディングする具体例をお伝えしますね。

具体例1 チワワ

例えば、具体例1体重5kgの避妊去勢手術を受けたワンちゃんにおいては、

  • RER=5×30+70=220(kcal)となり、
  • DER=220×1.6=352(kcal)と算出されます。

ブッチ・ドッグフード(ブラック・レーベル;116kcal/100g)の量を食事量の20%程度とすると、ドライフードのカロリーが100g当たり350kcalの場合には、ブッチ・ドッグフードの1日当たりの給与量は約60gとなります。

(352kcalの20%をブッチ・ドッグフードにする場合には、約70kcalをブッチ・ドッグフードで摂取する必要がありますので、70×100÷116≒約60g必要という計算になります。)

具体例2 ラブラドール・レトリーバー

また、具体例2体重30kgの避妊去勢手術を受けたワンちゃんにおいては、

  • RER=30×30+70=970(kcal)となり、
  • DER=970×1.6=1,552(kcal)と算出されます。

この場合も、ブッチ・ドッグフード(ブラック・レーベル;116kcal/100g)の量を食事量の20%程度とすると、ドライフードのカロリーが100g当たり350kcalの場合には、ブッチ・ドッグフードの1日当たりの給与量は約270gとなります。

【まとめ】ドッグフードの選び方や食べないときの対処法

犬は人と違って、毎日同じ食事を摂ることで健康的な生活を送ることができます。

それゆえ、ドッグフード選びはとても重要となってきます。

食べないときには、食事の種類を変えたり、ウェットフードを混ぜたり…とさまざま工夫してあげてみましょう。

肉食寄りの雑食動物である犬にとっては、良質なタンパク質を摂取することは、健康的なからだ作りにとても大切です。

愛犬のドッグフード選びに悩まれている場合には、水分豊富でより生肉に近い素材を使用している『ブッチ・ドッグフード』をお試しください!

ブッチ (Butch) 無添加ドッグフードの特徴と購入者レビュー

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参考資料

左向敏紀,阿部又信,大島誠之助,徳本一義,百田豊,森昭博,臨床栄養学,interzoo,2015
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