愛犬が喜ぶジャーキーをあげたい!と思っても、
「人間用はどうかな?」
「塩分は多くないかな…」
などと不安がありますよね。
実際、人間用のビーフジャーキーを与えることで、愛犬のからだに害が生じる場合もあります。
この記事では、犬用のジャーキーについて、選ぶ際のポイントや手作りの方法、おすすめジャーキーなどをお伝えしています。
愛犬が喜ぶジャーキーを探している飼い主さんは、ぜひ読んでみてくださいね。
愛犬が喜ぶジャーキーを探している飼い主さんは、ぜひ読んでみてくださいね。
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結論からお伝えすると、人間用の(ビーフ)ジャーキーを愛犬に与えることは、よくありません。
というのも、人用のジャーキーは、乾燥させた肉に味付けをして販売されているからです。
過度の調味料は、愛犬の腎臓や肝臓に負担がかかる可能性もあります。
また、一度人間用のビーフジャーキーをもらったワンちゃんは、味をしめてしまい、犬用のジャーキーを受け付けなくなる可能性もあります。
人間用のジャーキーは、おいしくてくいつきも良いですが、愛犬には与えないようにしましょうね。
なお、人とワンちゃんが一緒に食べられるジャーキーも販売されています。
そういった商品の場合には、愛犬と楽しく分けながら食べることができますね!
犬用のジャーキーを選ぶ際には、4つのポイントがあります。
以下で分けてお伝えしますね。
- 肉の種類で選ぶ
- 添加物が入っていない
- ヒューマングレードである
- 硬すぎず、柔らかすぎず~子犬や老犬の場合には特に重要
ひとえに犬用ジャーキーと言っても、さまざまな種類があります。
- 牛肉
- 豚肉
- 鶏のササミ
- 馬肉
- 鹿肉
などの肉類をはじめとして、鮭やクジラなどもジャーキーとして販売されています。
また、ジャーキーには部位もさまざまあり、硬さや食感が異なるため、愛犬の食いつきをみて、選んであげましょう。
いくらおいしいとされるジャーキーであっても、添加物だらけの場合には、不安や心配がありますよね。
そのため、ジャーキーを選ぶ際には、なるべく添加物が入っていないものを選択するようにしましょう。
犬はそもそも、見た目の色にて食事の良し悪しを判断しているわけではありません。
そのため、着色料や発色剤については、入っていなくても全く問題はないのです。
また、素材そのものの味を生かしたジャーキーである場合には、あえて香料を添加する必要もありません。
必ずしも無添加がよいというわけではないですが、なるべく添加物の少ないジャーキーをあげるようにしましょうね。
大切な愛犬が食べるものは、人が食べられるものと同等であるもの、すなわちヒューマングレードのものがおすすめです。
ヒューマングレードの食品とは、法律による定義があるわけではなく、関連する機関が定めた基準をクリアした食品のことです。
そのため、各メーカーによりそれぞれのところはありますが、人間用の食品と同等の基準レベルにて管理されたものであるということですので、安心してあげられる根拠になると思われます。
硬すぎるジャーキーは、のどに詰まったり、口の中をけがしてしまう可能性もあります。
丸のみすることで、呼吸ができず、最悪亡くなってしまうことも…
そのため、弾力性がある方がよいですが、あまり硬いものは避けるようにした方がいいですね。
また、柔らかすぎる場合には、すぐに食べ切ってしまい、「もっと!もっと!」という要求が出てきてしまいます。
ある程度の硬さがあるジャーキーは、歯みがき効果もあるため、硬すぎず・柔らかすぎずのジャーキーを選ぶようにしましょう。
なお、ジャーキーをあげる際には、丸のみしないよう、しっかりと観察しながらあげるようにしましょうね。
特に、子犬や老犬では、飲み込む力が弱いですので、より気をつけてあげましょう。
おうちで手作りしたビーフジャーキーは、安心して愛犬に与えることができます。
- お肉の種類を飼い主さん自身にて選ぶことができる
- 無添加で作れる
鮭やマグロ、ササミや砂肝…など愛犬の好みに合わせて作ることができますね。
フライパンやオーブンにて簡単に作製することができ、消毒した瓶やジップロックなどで保存もきくため、たくさん作りおきしてもよいでしょう。
ただ、硬すぎてのどにつっかえてしまうこともあるため、あまり硬くならないよう作ってあげることも大切です。
また、与える際には、小さく切ってあげるようにしましょうね。
賞味期限が既製品に比べて短くなることが多いため、人も一緒に食べるなどして、期限には気をつけるようにしましょうね!
自宅にておいしいジャーキーを作るコツは、『薄く作製すること』です。
厚くカットして作製すると、半生で仕上がり、腐敗してしまう可能性もあります。
肉を事前に冷凍しておくことで、薄くカットすることができますので、ぜひ試してみてくださいね。
電子レンジで簡単にジャーキーを作ることも可能です。
クッキングペーパーを使用することで、水分が上手に抜けるようになります。
できたジャーキーは細かく砕くことで、ふりかけとしても愛犬に与えることができます。
食欲が低下した愛犬にもおすすめの方法となります。
『おいしすぎて食べすぎ注意!』の報告も多く、簡単かつ安全に作ることができますので、ぜひ試してみてくださいね!
食品乾燥機『フードドライヤー』を使用すれば、より本格的なジャーキーを作製できます。
乾燥温度や時間の設定ができるため、歯ごたえや水分量など、愛犬の好みに合わせて作ることができますね。
お肉やお魚のみならず、野菜や果物、海草などの乾燥もできるため、ドライフルーツや干し野菜をつるくこともできます。
水分を飛ばした食品は、より栄養分が濃縮されていると言われています。
ぜひ、愛犬とともに、飼い主さんも食事作りを楽しんでみてはいかがでしょうか?
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タンパク質が豊富なジャーキーですが、『おやつであること』に変わりはありません。
あげすぎることで肥満になってしまったり、体調をくずしてしまうこともあります。
そのため、食事量の1-2割程度までにとどめ、あげすぎないように注意しましょう。
なお、ワンちゃんは、おやつを大きさではなく、もらった回数により喜びを感じます。
大きく1つあげるよりも、小さく切って何度ももらえるほうが嬉しいので、細かく分けてあげるが良し!!
どの食事やおやつにも言えることですが、新しい食品をあげてから、下痢や嘔吐、かゆみなどの体調不良がある場合には、その食品を与えることを中止してください。
食事が合わない可能性や、アレルギーの可能性、劣化している可能性もあります。
体調不良が続く場合には、様子を見ず、速やかに動物病院の受診がおすすめです。
下痢をした際には、持っていくことで、スムーズな検査を受けることができます。
2019年には、生活クラブが販売した『犬・猫用ササミ姿干し 無塩』による健康被害もありました。
この商品には、サルモネラ菌と大腸菌群が検出され、数多くのペットに下痢や嘔吐などの健康被害が生じました。
中には、死亡した子もおり、重大事故として再発防止に注力されたとのことです。
これは、ジャーキーだけにとどまりませんが、「体調がなんとなくおかしいな…」「食いつきが少し悪いかも…」という場合には、なるべく早めに動物病院を受診するようにしましょうね。
犬用のジャーキーは市場にたくさんありますので、どれを選んでいいのか?悩んでしまいますよね。
以下では、おすすめのジャーキーをお伝えしています。
愛犬により好みが異なりますので、ぜひいくつか試してみてくださいね!
《商品詳細情報》
商品の目的 | 犬用おやつ |
商品の形状 | ジャーキー |
素材構成 | 粗たん白質 80.0%以上 粗脂肪 1.5%以下 粗繊維 1.0%以下 粗灰分 1.5%以下 水分 15.0%以下 |
原材料 | 馬肉 |
内容量 | 35g |
値段 | 一袋980円~ (04.16.2023 現在) |
国産の無添加ジャーキーなら、『健康いぬ生活の馬肉アキレスジャーキー』がおすすめです。
品質の良い馬肉のみを使用しており、素材そのままのうま味が感じられます。
大きめに製造されているため、ワンちゃんが丸のみせずに食べられることが特徴です。
手に持ってあげることもできますね。
また、ある程度の時間をかけてカミカミできることは、唾液の分泌を促進し、健康な口腔環境の維持にも役立ちます。
低脂質で低カロリーなのも嬉しいポイントですね。
添加物が不使用であることに加え、低アレルゲンと言われる馬肉アキレス腱を100%で使用しているため、アレルギーのある愛犬にも安心してあげることができますね。
《商品詳細情報》
商品の目的 | 犬用おやつ |
商品の形状 | ジャーキー |
素材構成 | 粗たん白質 80.8%以上 粗脂肪 5.5%以下 粗繊維 0.1%以下 粗灰分 4.4%以下 水分 14.2%以下 |
原材料 | 宮城県産 野生鹿 |
内容量 | 100g |
値段 | 一袋1,950円~ (04.16.2023 現在) |
この鹿肉ジャーキーは、山の豊かな恵みで育った野生の鹿肉を使用しており、高タンパクで低脂肪、鉄分やビタミンなども豊富なことが特徴です。
他の肉類では摂取ができないω3脂肪酸も含まれており、健康維持に役立つおやつです。
自然のうま味が凝縮されているがゆえ、ワンちゃんの食いつきが抜群なことも嬉しいポイントです。
もちろん、保存料や添加物も不使用な国産ジャーキーです。
《商品詳細情報》
商品の目的 | 犬用おやつ |
商品の形状 | ジャーキー |
素材構成 | 粗たん白質 40.5%以上 粗脂肪 0.5%以上 粗繊維 1.0%以下 粗灰分 4.0%以下 水分 40.0%以下 |
原材料 | 鶏ササミ、たん白加水分解物、グリセリン、プロピレングリコール、保存料(ソルビン酸K)、酸化防止剤(V.C)、発色剤(亜硝酸Na) |
内容量 | 120g |
値段 | 一袋987円~ (04.16.2023 現在) |
低脂肪で良質なタンパク質源である鶏ササミを使用したジャーキーです。
旨味プラス製法でさらにおいしく仕上がっており、細切りタイプなので小型犬やシニア犬でも食べやすいことが特徴です。
同シリーズには、豚耳細切りタイプやササミひとくちタイプなど、多くのラインナップがあります。
愛犬の好みに合わせて選んであげましょう。
《商品詳細情報》
商品の目的 | 犬用おやつ |
商品の形状 | ジャーキー |
原材料 | 蝦夷鹿(国産)、本州鹿(国産) |
内容量 | 45g |
値段 | 一袋1,177円~ (04.16.2023 現在) |
犬用ジャーキー『メゾンドジビエ』は、鹿肉を100%使用したジャーキーです。
牛肉より低カロリー、低脂質、高タンパク質の鹿肉を用いているため、おやつなのに健康に配慮してあげられることが特徴です。
鉄分も豊富なため、貧血気味のワンちゃんにもおすすめですね。
国内に10か所しかない国産ジビエ認証許可工場にて、すべて手作りで製作されています。
もちろん、無添加・無保存料、混ぜ物などがすべて不使用であり、獣医師が推奨しているおやつとなっています。
《商品詳細情報》
商品の目的 | 犬用おやつ |
商品の形状 | ジャーキー |
素材構成 | 粗たん白質 40.5%以上 粗脂肪 0.5%以上 粗繊維 1.0%以下 粗灰分 4.0%以下 水分 40.0%以下 |
原材料 | 鶏ササミ、たん白加水分解物、グリセリン、プロピレングリコール、保存料(ソルビン酸K)、酸化防止剤(V.C)、発色剤(亜硝酸Na) |
内容量 | 120g |
値段 | 一袋987円~ (04.16.2023 現在) |
高級ジビエ店にも卸している日本最高レベルの精肉業者から仕入れたヒューマングレードの鹿肉を100%使用しています。
加工の際に他の原料(穀物類など)を加えておらず、まさにタンパク質が豊富なジャーキーとなっています。
エゾシカは高タンパクで、低カロリーの食材であるため、ダイエット中の愛犬にも与えることができますね。
北海道の豊かな自然や、住民の安全を守るために、やむを得ず駆除した鹿を使用しているため、環境にも配慮した商品となっています。
愛犬にあげるジャーキーは、必ず犬用を用いるようにしましょう。
人間用のジャーキーは、嗜好性こそ良いものの、添加物や塩分が多く加えられており、愛犬のからだには負担がかかってしまう可能性があります。
愛犬におすすめのジャーキーには、
- 健康いぬ生活 馬肉 アキレス ジャーキー
- 鹿肉ジャーキー 宮崎県 霧島産 自然の味
- アドメイト 犬用おやつ ササミ細切りジャーキーチキン
- 犬用おやつ 無添加 ジャーキーメゾンドジビエ
- DOGOH(ドゴー)北海道産エゾシカジャーキー スティック
があります。
愛犬の好きな味をぜひ見つけてあげてくださいね!