「愛猫と旅行に出かけたい!」と思っても、ネコちゃんと一緒の旅行は、難しい場合が多いです。
でも、なぜ猫との旅行は大変なのでしょうか?
この記事では
- 猫との旅行が難しいと言われる理由
- 一緒に行けない場合の対処法
をお伝えしています。
猫を飼っているけど、旅行に行くのはどうなのかな…?という飼い主さんは、ぜひ読んでみてくださいね。
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ネコちゃんと旅行に行くことは難しい場合が多いのですが、その理由は3つあります。
以下で分けてお伝えしますね。
猫は環境が変わることに対して、強いストレスを感じる動物です。
いつもと違う音やにおいなどに、不安や緊張を感じてしまいます。
猫はそもそも、テリトリーの範囲内で生活をする動物であり、毎日パトロールをすることで安心感を覚えます。
それゆえ、「自分の領域内に異変がないか?」のチェックができないことに加えて、異なる環境で過ごす状況は、人が思った以上に猫を不安にさらします。
ストレスが原因で、トイレをしない、食事を摂らない…といったことも多く、下痢や嘔吐などを引き起こすこともしばしばあるので体調は要チェックポイント!
そもそも、猫との旅行においては、宿泊できる施設が非常に少ないことがあります。
ペット飼育数の増加にともない、ワンちゃんと一緒に旅をできる機会は増えましたが、ネコちゃんの場合には、今までとあまり変わらず、少ない状態です。
というのも、施設側においても、爪とぎやスプレー行為などでお部屋が汚れてしまう可能性があること、また脱走の心配もあるため、増設できない状況があるのだと思われます。
また、猫の場合には多頭飼いをしている方も多く、2匹以上になると、より受け入れの施設は少ない傾向にあります。
猫は、車や電車などに乗ることが難しい場合が多いです。
例えば、移動の行程において鳴き続けてしまうこと、また、粗相をしてしまうこともよくあります。
周りの方への迷惑となるだけでなく、猫自身も疲れ、極度の興奮状態となってしまいます。
また、クレートという狭い空間は、逃げ場もなく、緊張や興奮状態に拍車がかかってしまいます。
そのため、愛猫を旅行には同行させずに、だれかに預かってもらったり、留守番をさせることがいい場合が多いですね。
以下では、猫と旅行に行かないときの対処法についてお伝えしています。
愛猫と一緒に旅行に行けないときは、誰かに見ていてもらう必要があります。
お世話をしてくれる人としては、
- 友人や知人、家族や親戚(ペットシッター)
- 動物病院やペットサロンなどのペットホテル
があると思われます。
友人や身内の方に預かってもらうことは、見知った間柄であるため、気兼ねなく頼めることも多いですね。
ただし、動物の専門家ではないゆえに、万が一のトラブルに対応できない可能性もあります。
そのため、行ってほしいことや病気・トラブルを生じた際の連絡先などを、しっかり伝える必要があります。
また、ペットシッターに来てもらうという方法もあります。
ペットシッターは、自宅にてお世話をしてもらうことができるため、愛猫がいつもと変わらぬ生活を送れることが特徴です。
ペットシッターは資格こそいらない職業でありますが、動物の扱いに精通した方が多い傾向にあります。
そのため、日ごろのケアと合わせて、万が一のトラブルにも十分に対応してもらえると思います。
また、オリジナルのお世話ができることも特徴で、例えば神経質な子の場合には、あえて触れずに遠くからしっかりと様子をみてケアをしてくれます。
ペットシッターは、法人でも個人でもやっている所があるので、「場所・値段・条件」が合う所を探してみましょう!
日数や季節によっては、お留守番をさせることも方法のひとつとなります。
猫の場合には、1泊2日程度であれば可能だと思いますが、暑すぎる・寒すぎる場合は避けるようにしたほうがいいでしょう。
子猫やシニア猫の場合も、細やかなケアが必要となるため、控えておいた方がいいですね。
また、十分な水や食事を用意してあげることも大切です。
猫を留守番させる際には、安全に過ごせるように、前もってしっかりと準備をしておく必要があります。
以下で、主なお留守番グッズを紹介しますね。
留守番をさせる際には、たっぷりの水と食事が必要となります。
ただし、出しっぱなしで行くことで劣化をしてしまう、また食べすぎてしまうことがあるので、自動給餌器や自動給水機を用いて管理した方がいいでしょう。
自動給餌器は、給餌の時間をセットすることで、決まった時間に食事を与えることができます。
最近では、「○○ちゃん、ごはんだよ!」など、飼い主さんの声を録音できるタイプのものあるため、愛猫が安心して食事を楽しめるようになっています。
自動給水機は、循環タイプのもので、塩素や被毛などのごみを除去することで、常に新鮮な水を与えることができます。
乾電池式のものを用いれば、万が一の停電時にも、飲水の心配をしないですみますね。
倒れてしまって、飲めなくなるのを避ける為に複数個所に設置するのも考えてくださいね!
猫のトイレは、頭数+1個以上あると安心ですね。
猫は、汚れたトイレを嫌う子も多いため、通常の生活においても、大目に設置してあるほうがよいです。
留守番時には、トイレ掃除ができないことが予測されるため、最低でも頭数+1個以上のトイレがあるといいですね。
ペットカメラがあることで、遠くの場所からも愛猫の動きのチェックが可能となります。
それゆえ、万が一のトラブルに対しても、帰宅する・誰かに見てもらうなどの対応を速やかにとることができます。
おやつが出るタイプのものや話しかけられるペットカメラもあるため、愛猫の性格や予算に応じて選ぶようにしましょう。
猫と一緒に旅行に出かけることは、難しい場合が多いです。
その理由としては、ストレスになる可能性があること、また受け入れてくれる宿が少ないことなどがあります。
そのため、誰かに預かってもらったり、お留守番をしてもらうこともあると思われます。
知人や家族、またペットホテルやペットシッターなどにお願いして、愛猫の様子をよく見てもらうようにしましょう!