旅行などでお家を空ける時には、ワンちゃんネコちゃんのことが心配…。ペットシッターはどうだろうと気になる人の為に、ペットシッターサービスについてリサーチして見ました!
ペットシッターは飼い主に代わってペットの面倒を見てくれる安心のサービスです。ただ、ペットシッターを利用してトラブルに遭ったという話も耳にするので、本当に安心か気になりますよね?
初めて利用する方には、何を基準に判断するべきかもよくわからない…
なので今回は、こんな疑問にお答えします。
この記事でわかること
- ペットシッターを利用したときによくあるトラブル9選
- 5つのトラブル対策と判断基準
安心して任せられるペットシッターを見つけるポイントが知りたい方は、ぜひ読んでくださいね。
※当ページの情報は執筆時点のものであり、最新の情報は各サービスの公式サイトよりご確認ください。
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ペットシッターの利用時にはトラブルがしばしばあるようです。
トラブルの内容がわかっていれば対策することができますので、まずはどのようなトラブルが起きているのかを知っておきましょう!
よくある9つのトラブル
- ①依頼した時間に来てくれなかった
- ②依頼したお世話をしてくれなかった
- ③散歩中にトラブルが起こった
- ④ペット(犬・猫)が逃げてしまった
- ⑤ペット(犬・猫)が怪我をした
- ⑥ペットシッターに怪我をさせてしまった
- ⑦ペットシッターが鍵をかけ忘れしまった
- ⑧物品の破損・紛失・盗難が起きてしまった
- ⑨想定外の追加料金がかかってしまった
それでは、一つ一つ詳しく見ていきましょう。
ペットシッターが時間通りに来てくれないというトラブルは、依頼当日に突然起こる場合があります…公共交通機関の遅延や道の渋滞などが原因で、依頼した時間に自宅に来てくれないというのが典型的です。
ペットシッターに非があるわけではないのですが、自宅に来てもらって鍵を渡して外出する予定だった場合には、家から出られずに困るといったトラブルですね。
ペットシッターを利用したときのトラブルとして多いのが、依頼したはずのお世話ができていなかったというパターンです。
ペットのトイレの始末や遊んだおもちゃの整理整頓などができていなくて、ただ家にいただけではないかと疑わざるを得ないような場合もあります。
悪質な場合になると、依頼した通りのペットフードを出していなかったというケースもあるようですよ
愛犬の散歩をペットシッターに依頼した時に、散歩中にトラブルが起こる場合があります。
散歩中に通行人に吠えたり嚙みついたりしてしまった、他の犬とのトラブルになって怪我をさせてしまったというのが典型的です。
迷惑をかけた相手にペットシッターが適切に対応できなかった場合は、大きなトラブルになることもあります。
自宅に帰ってみたらペットが逃げていなくなってしまっていたというトラブルも!
ペットシッターと相性が悪くてペットが隙を見て家から抜け出してしまったり、散歩中にペットシッターがリードの手を放してしまったりしたのがよくある原因です。
また、ペットシッターが家を出る際に戸締まりをきちんとしていなくてペットが逃げたというケースもあるみたいです。
ペットシッターに世話をしてもらっている間にペット(犬・猫)が怪我をするケースです。
自宅の中で遊んでいて刃物やガラス片に足を乗せてしまって傷ついた、散歩のときに交通事故に遭ってしまったということが起こっています。
いつもと違う環境でペットが興奮状態となり思わぬ行動を起こしてしまうこともあれば、ペットシッターの不注意でペットが怪我をしてしまう場合があります。
ペットシッターがシッティング中に怪我をするトラブルもあります。
ペットに爪で引っ掻かれたり、嚙まれたりして問題になることがあります。また、大型犬の場合には散歩中にペットに強く引っ張られ、ペットシッターが転んで怪我をする場合もあります。
ペットシッターには自宅の鍵を預けてペットの世話をしてもらうことがよくあります。鍵に関するトラブルは多く、シッティング終了後の鍵のかけ忘れが起こりがちです。
鍵をかけ忘れると空き巣などの被害に遭うリスクがあるので、その後に大きな問題に発展することもあります。
家財やペット用品などが破損したり、紛失したりする場合もあります。ペットが壊してしまったと説明されたとしても、実はペットシッターが壊したのではないかと疑いたくなることもあるでしょう。
帰ってきたらなくなっているものがあるのに気づいた場合にも、ペットが隠したのか、ペットシッターが盗難したのかがわからずに困ってしまいがちです。
ペットシッターを利用したら想定していなかった金額の料金を請求されるトラブルもあります。追加料金がたくさん上乗せされていて、見積もりのときよりもかなり高くなるということがあり得ます。
帰宅が遅くなったために延長料金がかかったり、ペットの状況に応じて追加料金のかかるサービスを、臨機応変におこなってもらうように依頼したりしていた場合によくあるケースです。
飼い主がペットシッターとの間でトラブルが起こらないようにするには、依頼前から対策を始めるや安心できるシッターさんを選ぶことが重要です。
ここではペットシッターを上手に利用するために、飼い主にできること及び判断基準を紹介します!
この記事でわかること
- 【事前対策】トレーニング・しつけを徹底する
- 【事前対策】事前に面談・顔合わせをする
- 【判断基準】ペット関連の有資格者に依頼する(シッターさんの情報が公開されている)
- 【判断基準】シッティングの様子を報告してもらう等のサービスがある
- 【判断基準】保険に加入しているペットシッターを選ぶ
まずは、なるべく人見知りをしないように育てることを心掛けましょう。ペットシッターに対して警戒心を持ってしまうとトラブルの原因になります。
逃げ出したり、散歩中に吠えたり、物を壊したりしてしまうのは、犬・猫のストレスが大きいことに起因する可能性が高いです。
繊細な子になると飼い主がいないだけでも不安でストレスになります。いくらペットシッターが優秀でも、しつけがきちんとできていないと手に負えなくなってしまうことがあるので注意しましょう。
ペットシッターを依頼する時には、必ず事前に面談を依頼しましょう。
ペットシッターの人柄を見て信頼できるかを確認するのは大切です。この人に鍵を預けても大丈夫そうか、時間を守ってくれそうかといった視点でチェックしましょう。
また、ペットに顔合わせをさせて相性の良さを見てみるのも有効です。面談をしている間に懐くくらいだったら安心して任せられますよね。
- 初めて会う人に対して多少の警戒心を持つのは当然のことなので、30分くらいは顔合わせの時間を設けて相性の良さを見てみると良いでしょう
- 飼い主さんが居ない空間で、1対1にしてみるのも効果的!
ペットシッターはペット関連の有資格者に依頼すると安心です。ペットシッター士やブリーダーなどのシッティングにかかわる資格はたくさんあります。
1つでも保有しているなら、向学心を持っていてペットシッターとして真摯に仕事に向き合っていると考えられます。
飼っているペットの種類に応じて専門資格を持っていると、ペットの気持ちを理解して対応してくれるのではないかと信頼感が増します。
愛玩動物飼養管理士のように広い資格だけでなく、ドッグトレーナーやキャットケアスペシャリストなどの動物ごとの資格も確認して依頼先を決めるのが良い方法でしょう!
シッティングの様子は、カメラやスマホなどで報告してもらうとトラブル対策になります。
リアルタイムで監視できるように、カメラを自宅に設置しても構いません。
自ら様子を撮影して報告してくれるペットシッターなら信頼のあるサービスを提供しようという意識があるので安心ですね!
ペットシッターとのトラブルの防止には賠償責任保険への加入を確認するのが大切です。
シッティング中の物品の破損や散歩中のペットや相手の怪我などが補償される保険に入っていれば、トラブルがあっても適切に対応してくれます。
ペットシッティングサービスでは保険に加入していることを前提としたサービスも多いので、このように信頼のおける会社からペットシッターを選ぶといいでしょう。
特に個人のペットシッターさんの場合は、保険の有無はしっかり確認するべき項目です!
保険加入済でカウンセリングもある安心のペットシッターサービスは、「セワクル」や「Olivesitter」等がありますよ!
ペットシッターとのトラブルは後を絶たないですが、飼い主が万全の対策をすればリスクは大きく減らせます。
ペットシッター側も当然のことながらトラブル対策をしようと努力していますが、やはり生き物を扱うサービスなので、トラブルを完全に無くすことは難しいです。
トラブルをなくすために最も大切なのは事前の面談を徹底することです。
ペットシッターが信頼できる人柄で、ペットとの相性も良ければトラブルが起こるリスクはほとんどありません。
十分に面談の時間を確保して、飼い主もペットもペットシッターの関係がうまくいきそうだと判断ができれば安心してシッティングを依頼してみましょう!