愛犬と一緒に自由自在な旅行をするなら、車中泊がおすすめです!
近年では、車中泊できる場所も増えており、ペットホテルよりも安く旅行を楽しむことができるので需要が増えています。
ただし、車中泊には注意点もあります。
愛犬のトイレ、車内の換気、アイドリング、ゴミの処分、その他のマナーなど快適に過ごすためには準備が必要です。
この記事では、
- 愛犬と車中泊旅行をするメリットとデメリット
- 車移動中によれる関東地方のドッグランが隣接する「道の駅」
- 車中泊の温度管理の注意点と対策
- 車中泊特有の必要なアイテム
- 車中泊ができる場所
などについて詳しく解説します。
「愛犬と快適な車中泊旅行を楽しむポイント」を詳しく知りたいよ!って方は、是非参考にしてみてくださいね!
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愛犬と車中泊旅行のメリットは、
- 【体験】非日常的な体験が愛犬とできる
- 【節約】宿泊費が抑えられる
- 【時間】時間に縛られない旅行ができる
が挙げられます。
それでは、一つ一つ見ていきましょう。
ホテルや旅館での旅行と比べて、周りに気を使わず楽しめるのがポイントですね。
「温かい日差しと心地よい風が吹いている中で、ティータイム。」
「川の流れる音と小鳥たちのさえずりを聞きながらBBQ。」
「夜は、”100万ドルの夜景”をと匹敵するような素敵な夜景を見たり、街中では見ずらい光輝く星を眺めたり。」
いつもなら、普通と感じてしまうこと一つ一つがとても楽しく感じることでしょう!
旅行といえば宿泊場所の確保が必要ですが、車中泊であればその必要がなくその分費用がかかりません(停泊代として数千円支払う程度が多いですね)。
一人当たり数万円の宿泊代が数千円で済み、その分食材にお金を使えるので、ちょっと贅沢気分が味わえますね!
最近では、犬も一緒に楽しめるグランピングやキャンプ場も増えてきましたが、シーズン中は、なかなか予約が取りにくいのが現状です。
また、キャンプに行く際、テントではなく車中泊を選択する人も増えているようです。
テントを張る必要がなく、安全を確保しつつ手軽に楽しめるということで人気が出ているみたいですね!
愛犬を車に乗せて移動する車中泊旅行の最大の魅力は、いつでも自由に移動できることです。
当然、途中での寄り道も出発する時間を変えることも自由なのです!
行き先を決めずに自由に旅するのは、車中泊ならではの楽しみ方と言えるでしょう。
電車などの交通機関を利用する場合、時間や混雑など様々なことを気にしなければなりませんが、車中泊旅行ではそのような心配がありません。
マイペースの人には、ピッタリな選択肢と言えます!
愛犬との車中泊旅行は、メリットも多いですが、デメリットも知っておく必要があります。
デメリットは、車での移動が多くなるため、健康面や安全面についてです。
- 【健康】比較的狭いスペースなので疲れがとれずらい・ストレス
- 【健康】温度管理が難しい
- 【安全】自分の身は自分で守る
車内は限られたスペースしかないため、ホテル・旅館と比較すると犬にとっても人にとっても狭いく感じてしまうでしょう…
車中泊の際には、車内のレイアウトを工夫してできるだけ良い環境を整えることが重要ですね。
ワンちゃんも自由に動けないのをストレスと感じることがあるので注意が必要です。
特に、「就寝スペースがフラットになるか」・「足がしっかり伸ばせるか」等は、次の日の疲れに影響するのでしっかり確認しておきましょう。
車中泊は、温度管理が非常に難しく、特に夏や冬はあまりオススメできません。
車のクーラー(ヒーター)を使えばいいじゃんと思われたかもしれませんが、それはマナー違反です。
アイドリング(エンジンをつけたまま停車していること)は、騒音問題や環境への影響の観点から切るのが常識です(守れていない人が多くいるのは事実ですが…)。
その為、「ポータブル電源」を準備しておくのが良いでしょう。
車内が暑すぎたり寒すぎたりすると、犬の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。20~25度くらいを保ちましょう!
安全面にも配慮が必要です。
「人が少ない場所での停泊はなるべく避け、人気スポットを選ぶ」
「長時間の運転は避け、適度に休憩を取る」
「鍵をしっかりかける」
また、夜間は車内が見えないようにカーテンをしたり、しっかり疲れが取れるような工夫が大切です。
関東地方の道の駅で、ドッグランが併設または隣接している2つの道の駅をご紹介します。
https://www.michinoeki-hanazono.jp/facilities
1998年に開業し、2017年にリニューアルされた道の駅です。
国道140号線に面しており、関越自動車道「花園IC」から約1kmの場所に位置しています。
第一駐車場のみ24時間利用可能なので、駐車場所にはご注意ください。
深谷ドッグランは、ひだまりの公園の端にあり大型犬用のケージと小型犬用のケージに分かれています。
利用可能の時間帯は、9:00~17:00まで(冬季は16:00まで)です。
道の駅の下の利根川河川敷には、入場料無料の敷地面積が約1,500㎡のドッグランがあります。
嬉しいことに、全て天然芝で多数のアジリティが設置されています!
利用可能の時間帯は、朝8:00~日没までです。
駐車場は140台分と広々としており、近くに足湯もありますのでひと時の休憩をするのに十分ですね!
子犬や老犬、一日中室内で過ごす犬などは、体温調節がうまくできないことがあります。
車中泊では、熱さ・寒さへの敏感度や生活環境に応じた「車中泊の温度対策」をしましょう。
犬にとって快適な室温は20~25度程度と言われています!
ただし、外気温との差が大きすぎると体調を崩しやすくなるため、犬種や個体差に応じて温度や湿度を適切に調整しましょう。
また、キャンピングカーなど車内が広い車の場合、車内の場所によって室温が大きく異なることがあります。
車内に温度計を設置して、愛犬が長時間過ごすスペースの近くに置き、定期的にチェックするようにしましょう!
冬に車内を暖めるには、「FFヒーター」が最適です。
冷えやすい足元から温めるのがセオリーですが、やけどをしないように犬を吹き出し口に近づけすぎないように注意しましょう。
冬は、窓やドアから冷気が車内に侵入してきますので、対策としてシェードや車内の窓に防寒シートを貼るのが良いですね。
また、夏は日除けシートを貼ったり、太陽が昇る方向を避けたり、木陰に駐車するなど、熱がこもりにくい停車場所を選ぶことが大切です。
窓を開けて風を取り入れたり、換気扇を使うことで、車内の熱気を逃がしてあげるのを忘れずに!
冷たい空気は密度が高く、床に冷気がたまりやすくなっています。
その為、冬に愛犬の寝床を作る際は、床に厚手のマットを敷くなど、床から少し高さがある場所に作ることをオススメします(夏は、逆ですね)。
車中泊特有の必要なアイテムをご紹介します。
ぐっすり眠るためには、段差のないフラットなベッドが必須です。
車内の狭いスペースでも収納ができて、ある程度の厚さのがあるマットを選びましょう。
質にもよりますが、8~10cmがおすすめとされています。
理由としては、ある程度厚くないと段差に沿ってしまいフラットにならない為。
空気・水を入れるタイプのマットだとワンちゃんが爪で穴をあけてしまう可能性があるので避けましょう!
車中泊の場合、ケージよりも犬用シートベルトがオススメ!
狭いケージでずっと我慢してもらうよりも、固定はされていてもある程度自由に動ける方がストレスは少ないはず。
移動中は、窓を少し開けて(ちょっと鼻が出る程度)外のニオイを嗅がせて上げると良いでしょう。
外に出す時も、シートベルトからリードに簡単に切り替えることができるので時短になります。
また、ワンちゃんの体調もすぐ確認できるので、飼い主さんにとっても安心!
シートベルトは、首輪ではなくハーネスにくっつけてあげましょう!
町から離れた田舎や山間部での車中泊は、外灯があっても少し心配になるものです。
快適に夜を過ごすために、十分な明るさを確保しましょう。
懐中電灯よりも、LEDランタンが便利で、明るさを調節できるタイプがおすすめですね。
上記でも述べましたが、アイドリングはマナー違反で、エンジンを切っている時はシガーライターソケットは使えません。
変わりに、ポータブル電源を準備しておきましょう。
普段、ホテルや旅館に宿泊する時は意識していることは少ないですが、
- スマートフォン・パソコン・タブレット等の電気機器の充電
- 温度調節 (電気毛布・扇風機・FFヒーター・エアコン等)
- 照明の使用
- 食材の保管で使う小型冷蔵庫用
で、使われることが多く必須と言っても過言ではありません。
大容量で比較的軽量・コンパクトなのを選ぶのは、当然ですがソケット(コンセント)の数と種類(USB・AC)また衝撃や水に強いか等も考慮しましょう!
ゴミやウンチが捨てられず、持ち帰る必要がある場合もあります。
その為、ニオイが漏れない袋もしくは、車外に置いておけるアイテムを持っておくと便利でしょう。
袋でオススメなのは、【BOS】。特許出願済みの優れものです。
袋に入れた臭い成分が、ゆっくりとしか出てこないため、漏れても嗅覚閾値を超える前に拡散し、臭いを感じにくくなっているのです。
車外に置いておけるアイテムとしてオススメなのは、don-pacです。
車のボディ(外)に貼り付けて置けるマグネット型のホルダーなので、車内が臭くなることはありません!
その他の車中泊に限らず、旅行で必要なアイテムは、下記の記事で紹介していますので参考にしてみてください。
ペットの犬と旅行をするときの持ち物&便利グッズまとめ車中泊は、主に高速道路のSA・PA、道の駅、キャンプ場、RVパーク、公共駐車場などです。
無料の道の駅が人気ですが、「車中泊禁止」の道の駅も増えています。
道の駅とは、国道や県道などにある商業施設や休憩施設のことで、都市部や人気の観光地の近くにあることが多いです。
キャンプ場は、無料で予約不要のものから、有料で事前予約が必要なものまでいろいろあるので、目的地の近くにあるかどうか調べておきましょう!
「RVパーク」は、キャンピングカーで宿泊するための専用施設ですが、普通車も利用できます。
日本RV協会が管理し、電源や24時間利用可能なトイレ、シャワー、温泉施設などがあり、加盟する施設は年々増加しています。
無料で利用できるところもありますが、1台あたり1,000円の利用料が必要です。
愛犬との車中泊旅行は、幸せな時間と思い出に溢れています!
愛犬と車中泊旅行をする際には、楽しい旅行にするために注意事項や事前の準備をしっかり行いましょう。
愛犬との車中泊旅行の注意点としては、健康面、熱中症、夜間の吠え、トイレなどが挙げられます。
健康面では、愛犬だけでなく家族全員の健康を考え、適切な休憩を取ることが大切です。
それぞれが快適な空間で生活できるよう最適なアイテムを準備して、旅行を楽しみましょう。