『愛犬の健康を考えて、手作りでのご飯をあげたいな!』と思ったことはありませんか?
そう思う飼い主さんは、実際多くいらっしゃいます。
ただ、検索すると犬へ手作りご飯をすることは、あまりよくないと言われる場合もあります。
知識を付けて、目的を持った手作りご飯は全く問題ありません!
なので今回は、こんな疑問にお答えします。
この記事でわかること
- 犬の手作り食がよくない3つの理由
- 手作りをする際の食材の選び方
- 犬に人気の手作りご飯の食材
- オススメの通販サイト
「手作りご飯どうなんだろう?」「愛犬には、安心・安全の手作り食をあげたいな!」という飼い主さんは、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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犬への手作りご飯がよくないといわれることには3つの理由があります。
良くない3つの理由
- 理由1: 栄養素をカバーできない可能性
- 理由2: 食べてはいけない食材が混ざる可能性
- 理由3: すぐに食べさせる必要がある
以下で分けて説明しますね。
- ズバリ、愛犬への手作り食においては、きちんと栄養素をカバーできない可能性が非常に高いです。
犬は人と違って肉食寄りの雑食動物ですので、人のメニューをそのまま代用することはできません。
また、よく食べる食材のみを使用し、栄養バランスに偏りが生じてしまうこともあります。当然、栄養素の偏りやビタミン・ミネラルの不足から、愛犬が体調を崩してしまうこともありえます。
ペットフードメーカーにおいては、多くの知識と経験を動員し、たくさんの動物が安心して食べられる食事の製造を行っています。原材料の選び方から、添加するビタミン・ミネラル類なども、多くの研究に基づいて行われています。
飼い主さんがこれらすべてを把握し、作製できる可能性は極めて低いです。
「総合栄養食案外すごいな!」が栄養士の勉強をして感じた正直な印象です。
以下でもお伝えしますが、犬にとって使用してはいけない食材や調味料は多くあります。
健康によさそうだな!と思ってそれらの食材を使用することで、愛犬が体調を崩してしまう可能性もあります。
手作り食は保存料が使われていないというメリットがある一方で、日持ちをしないということがデメリットとなります。
そのため、毎日愛犬のために作る必要があり、そして劣化しないようすぐに食べさせなければいけません。
冷蔵や冷凍することも可能ですが、風味が落ち、食べてくれない愛犬が多くいることも実際です。
しっかりと勉強をしたうえでの手作り食にはメリットもあります。
手作り食の主なメリット
- 手作りならではの抜群の食いつき
- アレルゲンとなる食材を避けながら作れる
食いつきが悪い子に対しては、よく食べる食材を混ぜ込んであげることで、食事の楽しみを与えてあげることができます。
特に、小型犬では偏食かつ少食の子が多いので、手作り食が役立つ場面は多くあります!
手作り食のみで栄養バランスを整えてあげることは難しいですので、いつものドッグフードのトッピングとして使用する程度をオススメしています。手作りご飯の時間があまり取れない飼い主さん場合は、ウェットフードとドライフードを混ぜる選択肢もありますよ!
ウェットフードとドライフードを混ぜるのに興味がある方は、下記の関連記事を参考にしてみてくださいね。
また、食物アレルギーがある場合には、アレルゲンとなる食材を避けながら作ってあげることができます。
特殊な食材に対するアレルギーがある子の場合には、通常のアレルギー食では対応ができない場合もあります。
最後に、『愛犬のことを思いながら作る』ということは、飼い主さんが精神的に満足感を覚えます。愛犬のからだのことを考え、自らが食材を選び、作り、与える…という一連の行為は、愛犬への深い愛情の認識となりますよ♪
絶対に作ってはいけない手作りご飯とは、犬が食べてはいけない食材を混ぜてしまうことです!
特に手作り食初心者の方は、『からだによさそう』という理由からNG食材を混ぜてしまうことがよくあります。
主な犬にNG食材リスト(一例)
- ネギ類(例:たまねぎ、長ネギ)*
- ニンニク
- らっきょう
- エシャロット
- チョコレート*
- ブドウ*
- キシリトール*
- ニラ*
- 調味料
- 塩分が高い加工食品(例:ハム・ソーセージ・ベーコン・魚の干物)
- 人間用の牛乳
といった食材は食べてはいけません。特に「*」を付けた食材を食べてしまった場合は、すぐに獣医師に相談しましょう。
茹でたり、焼いたりと調理をしてもNG、中毒を引き起こす可能性があります。
実は、人間用の乳製品もあまりおすすめはできません。犬は、牛乳中の乳糖を分解する酵素であるラクターゼが少ないという特徴がある為です。これにより、消化不良で下痢や嘔吐を引き起こしてしまうこともあります。
犬用の乳製品であれば、この辺が考慮されているのであれば、あまり心配はないでしょう!
また、調味料の使用もNGです。味がしないとおいしくないかな…と思って、食塩やだしなどを混ぜる方もいらっしゃいますが、基本的にはおすすめできません。代わりに、無塩のかつおぶしや煮干しなどを混ぜてあげることはOKですよ。
犬に人気の代表的な手作り食レシピに使われる食材としては、
- ささみや胸肉のお肉とブロッコリーやニンジンといった野菜をトッピングするレシピ
ささみや胸肉はアレルギーを起こしにくく、低カロリーのタンパク質であることが人気の理由の一つです。
また、ジャガイモやサツマイモなどの炭水化物も混ぜることで、エネルギー源となるのみならず、甘みが食欲をそそります。
犬は野菜の分解がへたっぴですので、野菜の量は食事全体の20%以下にとどめるようにするのがよいでしょう。
具材は食べやすい大きさに小さく切り、しっかり冷ましてからあげるようにしましょうね!
手作りならではの抜群の食いつきと安心感を得たい場合には、手作りドッグフードを通販にて購入することが方法のひとつとなります。
手作り食をしたい方の多くは、添加物が入っていない、もしくはなるべく少ない食事を探している方が多いです。
オススメサイト等も紹介しているので、興味がある方は是非下記を参照ください。
ホームセンターやペットショップで販売されている食事は、保存がきき、食いつきがよくなるように、どうしても添加物が多くなる傾向にあります。
愛犬の体のことを考え、そういったものに対して不安がある場合には、通販サービスにて手作り食を探してみることをおすすめいたします。
そもそも、成分表や原材料の見方がわからい方は、下記の記事を参考にしてみてください。
犬への手作り食がよくないと言われる理由は、下記の3つです。
良くない3つの理由
- 理由1: 栄養素をカバーできない可能性
- 理由2: 食べてはいけない食材が混ざる可能性
- 理由3: すぐに食べさせる必要がある
では、手作り食がよくないかと言えばそういうわけではありません。
栄養バランスや必須の食材、カロリーなどをしっかり学んだのち作製した手作り食は、愛犬の健康にとってとてもよい可能性もあります!
手作り食をあげたいけど、学ぶ時間がない、作るのが少し手間だな…という場合には、通販にて手作り食を購入することも方法のひとつとなりますよ。
添加物が少なく、安心・安全の食材を使用したドッグフードをあげて、愛犬との健康的な毎日を送りましょう!